Careers
コンサルティング転職に活きた、事業会社でのスキルと経験(テクノロジーコンサルタント(製造・流通領域))
2022/12/20
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2022/12/20
こんにちは。
テクノロジー コンサルティング本部、製造・流通グループでシニア・マネジャーを務めるYukaです。
私は、前職の事業会社で事業企画を経て、2015年1月にアクセンチュアに入社しました。今回のブログは、事業会社からの転職、現在の所属部署の仕事内容、事業会社とコンサルティングのスキルに焦点を置いて発信させていただきます。
前職は精密機器を製造・販売する日系メーカーで事業企画を行っており、営業企画、新規営業、営業支援、グローバルの戦略立案支援、秘書業務を中心に従事していました。
事業本部内の課題を分析し、業務改革につなげる仕事により注力したいとぼんやりと考えていたタイミングで、転職エージェント経由で応募したアクセンチュアに受かったことがきっかけでアクセンチュアに転職しました。(面接したのはアクセンチュア1社のみで、受かればよいな…ぐらいに考えていました。笑)
転職直後の研修で一緒になった方はシステムバックグラウンドのある方が多く、プロジェクトアサイン後はどうなってしまうのだろうか、という不安を胸に毎日過ごしていた記憶です。
転職後は分析系のプロジェクト、アクセンチュアのイタリアチームと協業してECサイトの立ち上げを行うプロジェクトなどを経て、今は所属部署に関連する消費財のお客様のプロジェクトへ従事しています。
それまでに培ったCRM、データのスキルを活用して、消費財業界や製薬業界のお客様を中心にDXのご提案、プロジェクトマネジャーとして導入実行ご支援を行っています。
直近では、CRMソリューションのグローバル展開プロジェクトをアクセンチュアのアメリカ、インドメンバーと共に推進しました。
お客様のチームも日本、ヨーロッパ、アメリカと様々な地域にいらっしゃったこともあり、社内だけではなく、プロジェクト全体で仕事の文化が異なっていて、タスクひとつとっても丁寧に対応しなければ、コミュニケーションがうまく進まないこともありました。その上、コロナ禍に始まった案件のため、プロジェクトメンバーとは一度も対面せず、キックオフからリリースまでフルリモートでの働き方を学んだプロジェクトでもありました。
前述のプロジェクトだけではなく、これまでのプロジェクトを振り返ると、国内外問わず、自分の所属部署以外のメンバーとコラボレーションして働くことが非常に多いです。プロジェクトの構成によっては、製造・流通グループの所属は私ひとりだけ、ということもあります。そのような状況でも、他部署所属、国籍の異なるメンバーのスキルやバックグラウンドを理解し、よりお客様に寄り添って、どのように最適なソリューションをお客様に提供できるのか、時にはメンバーと切磋琢磨し、検討・実行することに非常にやりがいを感じています。
日々プロジェクトを進める中で、様々なメンバーと働くことで気づきも多く、勉強の日々です。年齢を問わず、刺激や学びを与えてくれるメンバー、所属部署には感謝をしています。
事業会社からの転職は、異なる業種からの転換ではありましたが、培ったスキルが全く活用できなかったかというとそうではないと思っています。確かに最初のプロジェクトで、エクセルのVLOOKUP関数もわからない、パワーポイントのショートカットも一切知らない状態で苦労はしました。
しかし、それらは覚えればいいものです。(指導していただいた当時の上司とチームメンバーには感謝しかありません…。)
事業会社で学んだ、業務理解、会社を動かす仕組みや、組織文化理解などは今の所属部署でお客様とコミュニケーションする上で役立っていると感じます。
特に営業の部署に近かったこともあり、営業ツールの導入プロジェクトにおいては過去の経験や業務理解をベースにお客様と推進できたと考えています。
異なるスキルであっても、過去の経験のピースを組み合わせて、積み上げることで異業種からの転職でもやっていくことができたのだと思います。
事業会社からの転職ということもあり、最初はスキル取得、プロジェクトで働くということに慣れるだけで、確かに苦労しました。しかし、一緒に働くプロジェクトメンバー・所属部署のおかげで、コンサルタントとして成長できたのだと考えています。
これまでの感謝を胸に、これからもお客様によりよいソリューションを提供できるよう邁進していきます。
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