Careers
MBA留学から未経験のコンサル業界へチャレンジ
2022/12/16
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2022/12/16
こんにちは。
2021年10月からアクセンチュアで製造・流通業のお客様を担当しているテクノロジー コンサルティング本部のTomokoです。
今日は、キャリア・チェンジに迷いがあるみなさまにコンサルティング業界、IT未経験の私が、20年間の事業会社での勤務を経て、どのようにアクセンチュアにたどり着いたか・入社時の不安をどのように克服していったかをお伝えしたいと思います。
目次
1999年4月、短大卒でIT企業に入社。
配属部署初の女性営業として期待されたのも束の間、7ヶ月という短期間で退職することに。
当時、第二新卒という言葉もなく、私の社会人人生は絶望的でした。
3ヶ月間のニート期間を経て、運良く外資系ライフサイエンス企業に入社。
セクレタリーから営業アシスタントを経てグローバル・プロジェクトを任されるまでになりました。
さらなるチャレンジがしたいと悩んでいた2019年、短大卒での転職の壁にぶつかることに。
転職するなら学位をと思っていたところ、「MBAなら1年で取得できるよ」の一声で、MBAを目指すことになりました。
どうせなら海外留学と、20年間の安定した社会人生活を退き、2020年に専業主夫の主人と共にロンドンに渡航。
ロンドンと日本の両方で就職活動を行い、最終的に帰国してアクセンチュアに就職することを決めました。
ライフサイエンスとテック企業を中心に転職先を探し、
「テクノロジーと人間のもつ力で課題を解決したい」
「前向きでユニークな人たちとチャレンジしながら成長したい」
の二軸でアクセンチュアに決めました。
中でも製造・流通グループを選んだ理由は、知的好奇心を満たしてくれると思ったからです。
特定分野を極めるエキスパートではなく、幅広い業界業種経験を望んだ私にとって、小売、ライフサイエンス、旅行、消費財、自動車、インダストリーと日本を代表する幅広い業界をカバーしている製造・流通グループはぴったりでした。
関西に自宅を購入していたので、あわよくばと思っていたところ、希望を聞いてくださり、迷わず関西オフィス所属を選択しました。
今では、日本全国どこからでもお仕事できるロケーション フレキシビリティ制度が導入されていて、季節ごとに拠点を変えてお仕事をしている社員もいます。
私は関西から世界に向けてお仕事することをアクセンチュアで叶えてもらいました。
関西の製造・流通グループはとても新しいチームです。
入社時の不安を少しでも和らげたいと思い、コミュニティーメンバーの一員としてチームを盛り上げています。
最初の配属は、ライフサイエンス業界でのIT Blue Print提案プロジェクト。
マネジャー以上が進める提案プロジェクトにて、資料作成サポート、英訳、スケジュール調整などの裏方サポートを行いました。
2つ目は、小売業界のファイナンス領域でSAP導入グローバル・プロジェクト。
主にグローバルチームとの会議を英語でファシリテーションするなどお客様とアクセンチュアをつなぐ橋渡し的な役割を担っています。
さらに、同じお客様の人事領域で勤怠システム導入プロジェクトが走っていたため、2つのプロジェクトに同時アサインとなりました。
グローバル展開を横断的にご支援し、抜け落ちている業務や負荷がかかっている領域を見つけ調整するお仕事です。
すばり、グローバル・プロジェクトの経験が一番役に立っています。
現場の課題を理解し、どのようにグローバルチームに伝え実現するか、現場とグローバルチームをつなぐ前職での経験は、
日本と他国での責任範囲の認識や仕事の任せ方の違いなど学ぶことが多く、視点を変えてプロジェクト全体を俯瞰し、課題を特定するのに役に立っています。
MBA留学時代、90カ国以上の国籍のクラスメイトがおり、毎回メンバーが異なる5-6人のチームで20以上のプロジェクトを経験したことで、それぞれの国やメンバーの文化的背景や傾向、性格の癖を理解しながら、チームのアウトプットを最大限にすることが、今も活きたスキルになっています。
1科目あたり2週間と限られた時間で成果を出す環境だったため、常に優先順位をつけてタスクを進めることを学べたのもよかったと思います。
新卒採用の方はキラキラ、経験者採用の方はコンサルタントやテクノロジー経験者が多い中、本当についていけるのだろうか?
そんな不安を私も強く感じていました。
最初の3ヶ月は必要以上に心配し、とても心が忙しかったです。
まだまだ勉強中ですが、半年くらいたった頃から、心に余裕をもてるようになりました。
特にファイナンス領域は内容が奥深く、業務のプロであるお客様から
「アクセンチュアさんなら解決してくれるよね」
と期待を寄せられるも自分には答えがなく、とても申し訳なく悔しい思いもたくさんしました。
そんな中、チームメンバーや直属の上司、さらに上のマネジング・ディレクターにどのように進めるべきか相談しながら解決していくことで、少しずつ自分にできる役割を見出していったように思います。
困った時には頼もしいチームメンバーがいて、知恵を出し合うことで何とかプロジェクトを進めることができています。
前職では社歴も長く、難題にぶち当たっても、どのステークホルダーを巻き込めばいいか、どう交渉すればうまくいきそうか予測が立てられていました。
前職で30%未知の分野がある仕事に挑戦していたとすると、アクセンチュアでは70%以上未知の分野があるプロジェクトを進めるイメージです。
これまでもチャレンジしながら進んできたつもりでしたが、アクセンチュアではその幅が大きく、改めてアクセンチュア社員の成長スピードの早さを実感しています。
1つ目は
これまでの業種業界での経験×強みがアクセンチュアでどう活かせるか?
について入社後をイメージしながらエピソードを交えて話せるようにしておくことです。
コンサルタントとしての初仕事のつもりで臨まれるといいと思います。
2つ目は
アクセンチュア社員の声を聞くことで、カルチャーフィットしているか?を見極めること。
他社ではなくなぜアクセンチュアなのか?を明確にしておくことは、入社後しあわせでいられるか?に直結すると思います。
3つ目は
面接で慌てないよう、ケース問題の基本メソッドをさらっと習得しておくことです。
アクセンチュアは、公私に関わらずユニークな方が多いです。
従来の方法で解決できない難題に取り込むには、より新しい視点を必要とするため、できるだけ多種多様な人材をそろえているのだと思います。
成長やチャレンジを望む方には最適の環境です。
入社後トレーニングや部活、社員同士で言語や文化交流を行うEnglish Buddy制度など、業務外ネットワーキングの仕組みもたくさん準備されていて、同期や業務外で知り合ったメンバーとは気軽に連絡を取り合い、心の支えとなっています。
キャリア・チェンジするにあたり、チャレンジのない人はいないと思います。
人生の岐路に立っている、と思われた方、まずは小さな一歩を踏み出してみませんか。応援しています。