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Careers

アクセンチュア退職後、再入社した理由と現在のキャリア(Microsoftコンサルタント)

2021/10/04

こんにちは、テクノロジー コンサルティング本部のKoichiroです。

私はアクセンチュアに新卒入社した後、他社への転職を経て、2019年にアクセンチュアに再入社し、現在はマイクロソフトビジネスを展開する、アクセンチュア マイクロソフト ビジネスグループに所属しております。

この記事では、一度アクセンチュアを離れた私がなぜ戻ってきたか、また現在担当しているマイクロソフトビジネスについて紹介させていただきます。

アクセンチュアへの出戻りを決断するに至るまで

 私はアクセンチュアに新卒入社し、SAPパッケージの導入や運用保守のプロジェクトをいくつか経験した後、それまでに身につけたスキル・経験が外の世界で通用するか試してみたくなり、監査法人系のコンサルティングファームに転職しました。

 転職先でも同様にテクノロジー部門に所属し、システム導入プロジェクトにおいて、課題の論点を整理しパワーポイントで資料作成する、クライアントとの会議をファシリテートする、といったコンサルティング業務を担当しアクセンチュアで学んだことを活かしつつ、日々の業務を行っておりました。しかし、根っこの部分がアクセンチュアと異なり、テクノロジーの仕事を進めるうえでの働きづらさを感じていたため、マネジャープロモーションを機に転職を考えるようになりました。テクノロジー×コンサルティングでキャリアを積むために最適な会社はどこかと熟考したところアクセンチュアしか思い浮かばず、出戻りを決断するにいたりました。

そんな私がやっぱりアクセンチュアいいよな、と思うところを数点あげます。

・テクノロジー人材へのリスペクト。アクセンチュアでは他のコンサルティングファームと違ってテクノロジーコンサルタントが二軍扱いを受けることは一切ありません。

・多種多様なプロジェクトが同時並行。今、システム導入のプロジェクトはS/4 HANAだけだから、マイクロソフト担当の君もSAPにアサインね、みたいな話にはならず、キャリアを伸ばしていくために適切な機会が多くあります。

第一次アクセンチュア時代と比べて

他社で5年間の武者修行(?)を経てアクセンチュアに戻ってきたのですが、転職前と比較して多くのことが変わっていて驚くこともありました。

以前のアクセンチュアでは、コンサル業界と聞いて抱くネガティブなイメージが多分に当てはまっており、長時間労働は当たり前でしたし、金曜日の夜中に『日曜日からUSに3週間行ってきて』といったプライベートを無視した働き方が求められることも多くありました。

しかし、私が外の世界にいる間に、働き方改革が始動し組織・社員のマインドが、残業を前提に計画しない/業務時間内にやりきるなど生産性を高めることに変化しており、再入社直後は戸惑うこともありましたが、プライベートが充実する⇒心身ともに健康になる⇒仕事の生産性が上がる⇒プライベートが充実する、とよいスパイラルで日々を過ごすことができています。

ただ、働き方改革が浸透しても、『Think Straight、Talk Straight(とことん考え抜き、ストレートに伝える)』といった根っこにあるカルチャーは変わっておらず、アクセンチュアに帰ってきたときはホッとする何かがありました。

マイクロソフト ビジネスグループとは

さて、次に私が所属しているアクセンチュア マイクロソフト ビジネスグループについて紹介いたします。

アクセンチュアは、マイクロソフト社、また両社が設立したアバナード社とともに、パートナーシップをより強化するためにアクセンチュア マイクロソフト ビジネスグループを2019年に立ち上げました。マイクロソフト社が持つ多岐にわたるサービス・テクノロジーに、我々アクセンチュアが持つコンサルティング・システム導入経験を融合することで、お客様のDXを実現していくことをミッションとしております。

マイクロソフト社をご存じない、マイクロソフトの製品・サービスを使ったことがない、という方はこのキャリアブログの読者の中にいらっしゃらないかと思います。Surfaceをお持ちの方や、日々の業務でExcel、PowerPointを使っている方もいるでしょうし、Azure ADの認証サービスを使って各種システムへアクセスされている方もいるかと思います。ちょうど今、Edgeを使ってこのブログをご覧になられているかもしれません。それらマイクロソフトが提供するサービスの中でも、我々はAzure Infra/Business Apps/Elastic Digital Workplace/Data & AIという領域でサービス提供をしております。

Azure Infra/Custom Apps: Azure VMやBlob Storage、Azure FunctionなどAzureの各サービスを組み合わせて、クラウドベースのインフラ環境、カスタムアプリの構築支援

Business Apps:クライアントの基幹システムとしてのDynamics 365の導入支援

Elastic Digital Workplace:Teams、SharePointなどMicrosoft 365を駆使した新しい働き方の導入支援

Data & AI:データの収集から蓄積、またそこからアクションにつなげるための可視化・解析までを担う、Azureサービス、MSデバイスを統合したプラットフォームの構築支援

また、アクセンチュア マイクロソフト ビジネスグループでは、他のアライアンスにはない面白い試みも行っています。

一例となりますが、私が特に面白いと思ったイベントは下記になります。

しくじり先生:マイクロソフト社、アバナード社のメンバーを集めて三社合同で、過去の失敗プロジェクトについての経験を話し、どうすればよかったのか、を本音で議論しあうトレーニングを開催

三社合同採用説明会:マイクロソフトの製品・サービスに興味のある転職希望者をお呼びしてマイクロソフト社、アバナード社との三社合同での採用説明会を行い、それぞれの会社の特徴をご説明し、候補者の特性・希望に応じて各社の選考ステップに進んでいただくイベントを開催

このように他では味わえないイベントに参加できるというのも、アクセンチュア マイクロソフト ビジネスグループの魅力の一つだと思います。ただし、我々の究極のミッションはお客様に対して価値を提供すること。マイクロソフトの製品・サービスだとそれが実現できないと判断した場合は、決してマイクロソフトに固執せず、他社製品・サービスを提案することもあることだけは最後に付け加えさせていただきます。

最後に

このブログ記事では、私がアクセンチュアに出戻ってきた理由や現在の担当業務であるマイクロソフトビジネスについて紹介させていただきました。再入社してからの二年半を振り返ってみると、改めて帰ってきてよかったなぁと感じているところです。

アクセンチュアという会社に興味がある方、再入社しようか悩まれている元社員の方、皆さまのキャリアプランにおいてこのブログが少しでもご参考になれば幸いです。

アクセンチュア退職後、再入社した理由と現在のキャリア(Microsoftコンサルタント)
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NY出張時に撮影した写真

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