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転職体験談:異なる業種(システムエンジニア→コンサルタント)と業界(通信事業→官公庁)への挑戦
2022/11/28
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2022/11/28
テクノロジー コンサルティング本部 公共サービス・医療健康グループに所属しているHirokiと申します。
私は、2016年に経験者採用で入社し、現在はマネジャーとして、官公庁関連のシステム開発に携わっています。
それまでは、システムエンジニアとしてSI企業で通信事業者向けの顧客管理システムを開発していました。
今回はシステムエンジニアだった私がコンサルティング会社であるアクセンチュアに転職したきっかけから、入社後に苦労した経験などを紹介したいと思います。
写真は全然関係ないですが、アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京という拠点で、お客様と共同で革新的なアイデアを具現化させるための場所です。
まさにイケイケの外資系って感じが漂ってますよね。
ちなみに、私はまだ行ったことないです。笑
転職することになったのは、アクセンチュアが主催する「今後のシステムエンジニアはどうあるべきか」というテーマのセミナーに参加したのがきっかけでした。
参加の理由は、元々アクセンチュアに興味があったのと、テーマ自体が面白そうと思ったからです。それから、開催場所が六本木ヒルズだったので行ってみたかったというのも参加理由の一つでした。笑
そのセミナーでは、現在抱える仕事の悩みや将来の不安に加え、システムエンジニアとして今後求められる価値は何かをグループ形式でディスカッションし、交流を行いました。
当時システムエンジニアとして携わっていた仕事は、業務要件をシステム化するまでだったのですが、それより更に上流であるお客様が抱える課題の検討から携わり、最適なソリューションの提案、システム開発までを一括して実行できるような環境で働きスキルを身につけたいと考えていました。
入社研修が終わると配属先プロジェクトを決める必要があるのですが、未経験の業界かつ世の中に与えるインパクトが大きいものを希望していたこともあり、官公庁関連の大規模プロジェクトへ配属されました。
未経験の業界を選択した理由は、経験してきた民間企業のシステムと比較して、国のシステムや業務を扱うため、抱える課題や与えた変化をより身近に感じられるものが多いと思ったのと、改善すべき要素が民間企業と比べてまだまだ沢山ある(今でも業務を紙で運用しているものや、目検でチェックしているものが沢山ある)とセミナーで聞いていたので、活躍できる機会がより多くあり、これまで培ったノウハウを活用しつつ、民間企業のプロジェクトとの違い・難しさを学びながらスキルアップしていきたいと思ったからです。
最初は右も左も分からず、成果に繋がらないことが多々ありました。
そんな状況を察した当時の上司から「業界は違っても、業務プロセスとしての考え方はさほど変らないから、物事を汎化して考えることを意識しなさい」とアドバイスをいただきました。業務の中身に違いはあるが、物事の本質としては変わらない。その変わらないものが根底であり、そこを理解して汎化することが重要であることを学びました。そこから少しずつですが、軌道に乗ることができました。
一番苦労した点は、システムエンジニア時代とは違い、何も決まっていない無の状態から仮説を立てて仕事を進めていくスタイルについていけなかったことです。
当時は周りの方のサポートや社内のトレーニング等を活用することで少しずつコンサルタントとしての働き方を覚えていきました。
その中で学んだことは、できない場合にどう行動するかということです。
周りにはサポートしてくれるメンバーもいるはずですし、会社としてもスキルを身につけるためのトレーニングは沢山あるので、解決するための環境は整っています。
後は、今の自分に足りないものが何かを分析し、それを補うために必要なアクションを実施することが重要だと思います。
その後もコツコツと経験とスキルを積み重ねることで、上司やお客様から評価いただけるようになり、昨年マネジャーに昇進することができました。
1週間のスケジュールは以下ですが、デスクワークと会議の割合は半分ずつぐらいです。
お客様との会議がない日は在宅勤務に切替えて、育児をしながら社内のオンライン会議を実施したりとその時の状況に合わせた柔軟な働き方をしています。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
これから転職を考えている方にとって、この記事が少しでも役に立てればと思います。
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