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何でもできる必要はない。「自分の強み」で活かして戦える会社(マーケティング領域)
2023/02/07
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2023/02/07
こんにちは!
オペレーションズ コンサルティング本部 エクスペリエンスビジネスグループ マーケティングチーム所属のChinaです。
アクセンチュアに入社するまではB to C向けの事業会社*を3社渡り歩き、サイト運営管理やシステム改修、広告運用ディレクション、SEO、アフィリエイト、PRプランニングなど、デジタルマーケティングの仕事を中心に経験してきました。アクセンチュアには、2019年9月に昔一緒に働いていた先輩の紹介で、経験者採用として入社しました。
エクスペリエンスビジネスグループは、お客様への「価値ある体験(エクスペリエンス)の長期的な提供と貢献」を実現する組織です。私は主にマーケティング領域を扱うチームに所属し、お客様のDX推進や、デジタルマーケティングの改革を行っています。エクスペリエンスビジネスグループでは、私のようなコンサルティング業務未経験・事業会社出身の社員も多数活躍しています。
*事業会社:アクセンチュアのように企業向けのコンサルティング・ITサービス等を提供するような会社ではなく、主にアクセンチュアのお客様企業のような「自社の製品・サービスを直接的に顧客に提供する会社」を指しています
先輩にアクセンチュアを紹介されたときは、「コンサルなんて、ぜったい無理!」としか思いませんでした。
しかも、外資系企業ということで、きっと社員はものすごく頭が良くて、仕事量も多く、自分なんかが働ける場所ではないというイメージがありました。しかし一方で、社会人を10年続けてきて、少しチャレンジしてみてもいいのではないかと思っていたタイミングでもあったので、「挑戦して駄目だったら違う道を探そう」という気持ちで入社を決めました。
入社後、メーカーのECサイト制作/オペレーション業務の改革プロジェクトに参画し、デリバリーメンバー管理を中心に担当することになりました。プロジェクト内での制作物はWebサイトやメール、バナーなどですが、私は事業会社でしか業務経験がなく、これまで制作会社への発注は幾度となく行いましたが、受注をした経験がありませんでした。発注側の知識しかない中で、「実際に制作をするプロフェッショナルなメンバーをマネジメントできるのだろうか」、「お客様とちゃんと話ができるのだろうか」、「制作業務を管理しながら、かつ効率化をしていくことができるのだろうか」など、たくさんの不安からスタートしたことを今でも覚えています。
私が最初にしたことは、デリバリーメンバーやその業務を理解することでした。とにかくこれに注力しました。これらを理解した上で会話をしなければ、メンバーは誰もついてこないと思ったからです。当初は時間を惜しまず、全てのミーティングに参加して、全てのメールや社内のやり取りに目を通すことを意識していました。ときには皆が作業や会話している様子を、後ろから観察するといったこともやっていました。
それを1ヶ月も続けていれば、デリバリーメンバーそれぞれの強み弱みもわかってきますし、皆が何に困っているのか、どんな作業を行う際に時間がかかり非効率になっているのか、標準化できていないフローはどれなのか、ということが見えてきました。
一方、お客様からはデリバリー開始当初は、さまざまな苦言をいただきました。ただ、そちらは逆にお客様と同じ事業会社での経験が長かったので、お客様がなぜそのような苦言を呈されるのか、そこにはどういった要望が隠されているのかは、すぐに理解することができました。そしてこのとき、私の強みは10年間かけて一所懸命取り組んできた「事業会社での経験にある」ということに気がついたのです。
そこからは、自分が担うべき役割は、「お客様の要望を理解し、噛み砕き、それを達成するためのフローやツールを整備し、デリバリーメンバーがお客様に価値を生み出すことができるように土壌を整えること」だと決め、ひたすらそれを続けてきました。今でもこのプロジェクトは続いていて、先日無事、契約を延長することができました。
いまでは複数チームの管理をしているので、朝会が2回あります。コロナ禍になってからは基本、在宅勤務となり週1回程度の出社のため、チームでのコミュニケーションの場を確保するために社内会議が多めになっています。
アクセンチュアに来て感動したことは、私が先述したような自分の強みを活かした役割を担うことを周囲の人たちが奨励してくれることです。そして、逆に私ができない役割や作業をさまざまな人がフォローしてくれることです。
仕事は一人ではできない、とはよく言いますが、アクセンチュアには本当にさまざまな領域でのプロフェッショナルが揃っていて、皆がそれぞれの強みを活かしてチームとして働くべしという文化が浸透しています。
「あなたはそれしかできないの?」なんて言う人はいなくて、「それができることは素晴らしい、それをどんどん活かしていこう」という意識を、誰もが持っていると感じます。これからも自分の強みを活かしながら、いろいろなことに挑戦し、たくさんのチームやプロジェクト、そしてお客様に価値の提供を続けていきたいと思っています。