2022年7月から、雇用主に対し、男女間の賃金差を毎年公開することが日本の法律で義務付けられています。表には、2024年度の男女給与格差が示されています。表の上から職位の高い従業員ごとの割合が示されています。この「男女の給与格差」は、アクセンチュアにおける給与の公平性アプローチとは異なる、日本政府が定めた特定の方法論を使用しています。「給与格差」の計算には、給与に影響を与える他の要因、例えば職務、責任範囲などは考慮されていませんが、アクセンチュアでは、給与の公平性を評価する上で重要であるとして給与の公平性レビューで使用しています。
現在の分析では、すべての職位の給与を性別ごとに合計し平均すると、男女間で賃金格差が存在します。(現在公開数字)これは、主に上級管理職における男性の割合が女性よりも多いことに起因しています。私たちの経験から、男女の給与格差を是正するためには、採用、昇進、報酬投資に焦点を当て続けるという基本的な姿勢を維持することが重要であることを学んでいます。
アクセンチュアは給与の公平性に努めており、性別、人種、民族にかかわらず、公平に報酬を支払うためのプロセスを整えています。アクセンチュアにおける給与の公平性とは、業務内容、勤務地などを考慮した上で、公平かつ一貫した給与を受け取ることを意味します。アクセンチュアは毎年、給与公平性のレビューを実施しています。前回の見直しが反映された時点(2023年12月1日)における最新のレビューでは、アクセンチュアが事業を展開しているすべての国で、女性と男性の間の給与は、ドル換算で100%の公平性が達成されていました。(最近の買収を含む一部の子会社や、人数が極めて少ない国、および臨時従業員は分析対象から除外しています。)