Skip to main content Skip to footer

フィードバック型からAIによる未来予測型の経営へ

2020/07/20

空白地帯が多く残る経営課題の洗い出し

経営課題を整理する図。縦軸に環境(社内/社外)、横軸に時間軸(同じく過去/未来)を設け、ビジネスの現状と(As-Is)と将来の状況(To-Be)をまとめます。

To-Beを拡充する2つの視点、価値増加要因と先行指標

[バリュー・ドライバー]

バリュー・ドライバーの階層図。ある価値を増加させる主な要因であるバリュー・ドライバーを定 義したら、それら構成する要素をブレークダウンして整理した階層図を作成します。

[先行指標]

優先度を明確にしてプロジェクトの実効力を向上

「未来予測分析型」を指向した経営情報管理システム

アナリティクスの全体像。アナリティクスは「今何が起きているのか」と現状を把握し、「これから何が起きるのか」を予測分析します。この「現状把握」には4段階があり、1段階目の定型レポートで何が起きたのか?を確認し、問題があれば3段階目のクエリー/ドリルダウンで問題はいったい何が原因だったのか?と調査を行います。この原因を解消するために、どんな業務アクションが必要かを見極めて実施します。この業務アクションが必要になっていることを検知するために4段階目のアラートを設定します。

インメモリー技術を採用してDX基盤を構築し予測分析型経営を実現

新経営情報分析により、リアルタイムの状況把握・意思決定、リアルタイムな売上速報と着地見込を活用した高速PDCA、フレキシブルな市場・顧客ニーズの変化対応が可能になり、本部から店舗まで同一データをリアルタイムで把握・分析し、本部と現場が一体となった高速PDCAが実現できます。
西井 保

テクノロジー コンサルティング本部SAPビジネスインテグレーション グループアナリティクスドメインリードシニア・マネジャー

国内外での幅広い業界のIT戦略、コスト削減、機能強化等のプランニングからSAPの導入、効果創出までを手掛けるプロジェクトを20年以上経験。現在はSAPを中心とした最新テクノロジーをビジネスに融合させ、企業がアナリティクスやAIなどのデジタル技術を用いたDXを実現するためのデータ分析基盤の構築を推進。