通信業界も例外ではなく、NTTドコモにおいてもカーボンニュートラルの実現に向けて、自社のみならずお客様・パートナー企業とともに社会全体のカーボンニュートラルを目指すことを構想し、環境関連サービスの提供とユーザーである生活者の皆様とともに取組むことを発表したいと検討されていました。 そこで、アクセンチュア ソングおよびビジネス コンサルティング本部の各領域(デザイン・コミュニケーション・戦略・通信業界)の専門家が集結し、ビジネスとカーボンニュートラルの両立に向けたあり方、戦略・目標の立案、そして、NTTドコモとパートナー企業の環境関連の取組みを、生活者の皆様が「自分ごと」としてとらえ参加してもらえるような新サービスとあわせて宣言する「2030年カーボンニュートラル宣言」の対外発表に向け、総合的なコミュニケーション設計を支援しました。
具体的な仕掛けとして、カーボンニュートラルを身近なものとして捉えてもらえるよう「カボニュー」というコンセプトとシンボルマークを開発、これを用いたストーリー仕立ての動画、記者発表資料などのコンテンツを制作。プロジェクト発足から約2か月後の対外発表に向けたコミュニケーションを総合的に支援しました。「カボニュー」は単なるシンボルマークではなく、NTTドコモ・パートナー企業・生活者が三位一体でカーボンニュートラル実現に向けた取り組みに持続的に参画できる仕組みを象徴しています。 また、このカーボンニュートラルに向けた三位一体の取り組みを、生活者にもわかりやすく見える化するサービス「カボニュープラットフォーム」も構想。UIプロトタイプも開発し、この新たなサービスがよりわかりやすく具体的に想起できるような発信に繋げました。
NTTドコモのカーボンニュートラル実現に向けた決意と構想を、消費者にもわかりやすい形で発信することで、主要な外部メディアにも多数取り上げられ、ソーシャルメディア(SNS)でも「カボニュー」は話題になっており、対消費者向けにも「カーボンニュートラル」に興味を促すことができました。 また、対外的に「2030年カーボンニュートラル宣言」を行うことで、新たな「カーボンニュートラル・プラットフォーム」の実現や展開について、パートナー企業と生活者のほか、様々なステークホルダーの方とともに推進していくことが期待されてています。さらに「グリーン5G」や「ドコモでんきグリーン」をはじめ、NTTドコモにおける環境に配慮したサービス、ソリューション、製品などの創出に向けた取組みの加速に貢献しました。 2022年4月には、生活の中で実践できる「地球にやさしいアクション」が集まる場づくりを目指した「カボニュー・コミュニティサイト」を公開しました。 アクセンチュアは、今後もお客様企業とともに、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みに貢献していきます。 お問い合わせ