熱意とコンサルティングスキルで信頼を獲得
私はコンサルティング業界未経験で入社しましたので、最初のプロジェクトではコンサルタントの基礎をしっかりと身につけることに集中しました。上司が重点的にアドバイスしてくれたのは「プロ意識」。お客様の信頼獲得につながる、良い示唆のあるアウトプットをどのようにして作るか。もがくような日々が続いたので、一時は「自分はコンサルタントに不向きだったのでは?」と悩みましたが、日々の積み重ねで着実にスキルアップし、自信をつけることができました。私の持ち味である積極的なアプローチで思い切った対話や議論を進めていたあるとき、それまで改革反対派だったお客様が協力的な理解者になってくださったことがありました。自分の熱意を言葉や態度で表し続けたことで、変化を実現できたことは嬉しかったです。上司からも「あのアクションがとても良かった」と言葉をかけられ、自分の強みを発揮してプロジェクトに大きく貢献できたことは成功体験につながりました。
人材・組織コンサルタントは企業変革のコーディネーター
アクセンチュアでの私の1日は、朝会や夕会などの定例ミーティングと随時発生するディスカッション、その間の時間に集中して進める担当業務で構成されています。仕事中、いろいろな場面で出会うのが、各分野の最新トレンド。たとえば社内のオンラインツールで新規事業立案に関する情報や、既存事業を改革するヒントだけでなく、先端的なITシステムやデータ活用の手法、AIの実践的な利用に関する知識を得られます。リサーチ業務でも、アクセンチュアが持つグローバルのアセットを参照すれば各業界の最新事例をチェックできますし、私が特に関心を持っているチェンジマネジメントに関する海外の知見も得られます。人材・組織コンサルタントは、いわば変革を支援するコーディネーター。プロジェクトでも情報をフル活用してお客様の組織風土やオペレーション改革に取り組んでいます。