一日のスケジュール
お客様先に常駐する場合、始業時間は基本的にお客様に合わせることが多く、現在は9:00から勤務しています。コンサルタントは個人商店だと思われがちですが、アクセンチュアの場合はチームで結果を生み出す社風が根付いています。参考までに、私の典型的な一日のスケジュールをご紹介します。
9:00 始業
9:30 チームミーティングでタスクを確認
10:00 個人作業。調査・分析、資料作成
12:00 ランチ
13:00 進捗確認や不明点の解消
14:00 定例会議
15:00 お客様との打ち合わせ
16:00 個人作業。調査・分析、資料作成
19:00 終業
助け合う社風と、圧倒的なスピード感
私の前職は伝統的な日系金融機関でしたが、アクセンチュアに入って感じたギャップとして、「助け合う文化」と「圧倒的なスピード感」が挙げられます。
入社時は不安もありましたが、最初のプロジェクトでは上司と密に連携しながら作業をでき、「わからないことは、まずは相談して欲しい」「意見があればすぐ聞かせて欲しい」と、コンサルティング未経験者の私に基礎から教えていただけました。おかげで入社後の立ち上がりはとてもスムーズで、不安もありませんでした。
スピード感に関しては、前職では意思決定に2〜3カ月がかかっていたような議論も、アクセンチュアでは2週間程度で結論まで至ってしまう点が驚きました。例えば多くの企業では、稟議書の文化があり、部下が作成した書類を上長がチェックし、部門長が目を通し、役員が検討した後に社長の手元に届いて、ようやく対応が決まると思います。ただ、アクセンチュアのプロジェクト現場ではまったく違います。提案を行うと、「試しに部分的な雛形だけ作ってみよう」となり数時間後にはチーム内での結論が出て、翌日には修正してマネジング・ディレクター(MD)にお見せし、何らかの判断が下されます。スキルアップの観点でも、1カ月前の自分にできなかったことが今はできている。そうした成長スピードが当たり前なアクセンチュアは、私が期待した通りの環境でした。