銀行とベンチャー企業の営業を経験し、アクセンチュアへ
新卒では銀行に入行し、その後Fintech系ベンチャー企業に転職して営業職を担当していましたが、特定のプロダクトへの理解だけでなく俯瞰的にITを理解したい、より苛烈な環境で20代後半を過ごしたいという想いから、アクセンチュアへ転職しました。
入社後は、金融機関のお客様向けのセールスチームに所属しています。「アクセンチュア」と聞くと、
「コンサルティング」や「システム開発」などの実行支援を思い浮かべる方が多いと思いますが、セール
スチームはその前段階の提案活動から契約締結までを担当します。特に大規模なプロジェクトの場合は提
案活動も長期間に渡り複雑な交渉が必要となるため、セールスチームのメンバーが中心となって、コンサルタントやエンジニア、法務や財務など各部門のプロフェッショナルと連携しながら提案活動を推進します。
私個人の話になりますが、入社後は主にITアウトソーシングサービスの提案活動に参画してきました。アナリスト時代は資料作成・社内調整など地道な仕事で基礎体力を磨きながら、その後コンサルタント、マネージャーと役割を変えながら、現在も一貫して金融機関のお客様に対してITアウトソーシングの立ち上げ提案を行っています。
WIN-WINをゴールに、粘り強くお客様と話し合う
セールス職は、お客様とアクセンチュアが同じ方向に向かって走りながらも、契約条件や価格について両社の落としどころを探っていく難しさがあり、どの案件も刺激的でやりがいがあります。以前担当した案件で、契約調整の最終局面でお客様の役員から重大な指摘が入ってしまい、「もう落としどころが見つからないのでは・・・」と挫折しそうになったことがありましたが、粘り強くお客様と何度も話し合いながら解決の糸口を見出し、なんとか合意までたどり着けた経験は印象に残っています。その案件を通じて、契約交渉における論点や勘所について大いに理解を深めることができましたが、それ以上に両社の立場や意向を理解しつつ、コスト削減や価値向上など本来の目的を忘れることなく、両社がWIN-WINとなるようお客様と一体となって案件を進めていくことの大切さを学びました。
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