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ブログ

アクセンチュアから3名が 「Google Cloud Partner Top Engineer 2023」 に選出!

所要時間:約5分

2023/02/06

テクノロジーコンサルティング本部  金融サービスグループ アソシエイト・ディレクターの青柳雅之です。

Googleアライアンスの活動を行うグループでもあるAccenture Google Business Group (AGBG) のSolution Architectを兼任しています。

今年度はアクセンチュアから私を含む次の3名の社員が「Google Cloud Partner Top Engineer 2023」に選出されました。今回のブログでは、Google Cloud Partner Top Engineer選出に至るまでの活動について紹介します。

テクノロジーコンサルティング本部 金融サービスグループ アソシエイト・ディレクター 青柳雅之
テクノロジーコンサルティング本部    インテリジェントクラウド イネーブラー グループ(ICE)マネジャー 横山祐樹 ※2022年11月受賞時点
テクノロジーコンサルティング本部    インテリジェントクラウド アンドインフラストラクチャー グループ(ICI)マネジャー 辻川貴之

Google Cloud Partner Top Engineer 受賞者発表
Google Cloud Partner Top Engineer 受賞者発表

■Google Cloud Partner Top Engineer 2023について

「Google Cloud Partner Top Engineer 2023」は、パートナー企業に所属するエンジニアを対象にしたGoogle Cloudのアワードプログラムです。2021年10月から2022年9月までの1年間における、Google Cloudの啓もう活動(人材育成、登壇、ブログ、案件支援、案件実施など)に対して審査が行われ、今回はパートナー各社から50名のエンジニアが選出されています。

■Google Cloud Partner Top Engineer選出を意識した活動

「Google Cloud Partner Top Engineer」を受賞することは大変名誉なことでありますが、2022年度(表記上は2021)はアクセンチュアからは青柳のみの選出となったため、今年度ではアクセンチュアからより多くの社員が選出されたいと考えてきました。

1)人選

アクセンチュアではGoogle Cloudに多くのAGBGメンバーが関わっています。その中でGoogle Cloudのプロジェクトに関わり、ブログを書いていたり、Jagu'e'r(Google Cloudのエンタープライズユーザー会)で登壇しているメンバーから数名を選定して、選出の項目に沿った活動目標を各自に対して設定しました。1年たって気づいたらPartner Top Engineerに選ばれていた、という幸運はありません。

2)活動目標の内容

Top Engineerの評価基準は、1)非公開の活動、2)対外活動、3)今後の抱負の3つに大きく分類されます。1)非公開の活動は、社内におけるGoogle Cloudエンジニアの人材育成、Google Cloudの提案支援とデリバリー、スペシャリティやエクスパティーズ取得(パートナー企業の専門性を事例や資格数ベースでGoogleが認定する制度)への貢献が考えられます。2)対外活動はJagu'e'rなどのイベントにおける登壇、ブログ投稿が含まれます。3)今後の抱負は前年度の状況や反省を踏まえ、次年度に何を行うかを記載します。特に私は後進の育成に重きを置いて抱負を書きました。結果的には3名が選出されたので目標は達成できたと考えています。私は応募候補者毎に、これらの評価基準対する目標を個別に立てました。また、月に一回は進捗を確認してきました。

次に、活動の中のいくつかのポイントについて述べます。

■Google Cloudのオポチュニティへの関わり

アクセンチュアでは複数のクラウドを扱っており、お客様に最適なクラウドを選定してきましたが、最近ではマルチクラウドが当たり前となり、すでに別のクラウドを導入されているお客様からもGoogle Cloud導入のご相談を頂くことが増えてきました。Google Cloudのオポチュニティ発生の初期の段階からAGBGとして社内の各部署と会話を進め、提案のプロセスがさらに進むにつれてその関与を深めていきます。提案時にはソリューションアーキテクチャを策定する支援を実施することも多くあります。

■アクセンチュアにおけるGoogle Cloudエンジニア育成の取り組み

Google Cloudの人材育成や資格者数はアライアンス活動の中では重要であり、Partner Top Engineerの評価項目にもつながります。アクセンチュアではGoogle Cloudに情報を頂きながら実施しているトレーニングの他、独自のカスケード式トレーニングを実施しています。毎週1回、30分の口頭試問2か月間を行います。生徒が次の学習タームで講師を行うため、カスケード式と名付けています。なお、口頭試問はまとめられており、新しく講師になった社員の負担は軽いです。特定の社員が長く講師をするわけではないので個々の講師の負荷は高くありません。この手法についてはGoogle Cloudのエンタープライズユーザーコミュニティでも数回にわたる登壇によって紹介されており、他社でも応用されて展開されています。

■アクセンチュアのGoogle Cloudエンジニアの社内外におけるVisibilityを上げることを常に意識

個々の社員がVisibility(存在感、知名度)を上げることで新しい仕事の機会が得られ、社員個人のキャリアは向上します。Google Cloudに関わるエンジニアにとって、Jagu'e'rは社外に対する発表の場として重要なコミュニティです。LT(Lightnig Talk)の機会があれば自ら積極的に発表したり、意識的に他の社員にもLTを勧めてきました。こういった他の社員のVisibilityを上げる活動も、Partner Top Engineerの仕事だと考えていますし、私も実際にPartner Top Engineerへの応募書類の中でアピールをしました。

■来年度に向けて

来年度はさらにGoogle Cloud Partner Top Engineerに選出されるアクセンチュア社員が増加する施策を計画しています。

筆者

青柳 雅之

テクノロジー コンサルティング本部 金融サービス グループ アソシエイト・ディレクター