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地方出身メーカー法務部員がアクセンチュアのコントラクト・マネジメントへ参画するまでの不安と葛藤
2022/12/21
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2022/12/21
はじめまして!
アクセンチュアの法務本部 コントラクト・マネジメントのMiyukiです。
この記事では、アクセンチュアのコントラクト・マネジメントへの転職を考えている皆さんに、当時私が抱えていた不安とそれに対する暫定解をお伝えしたいと思います。皆さんのキャリア形成の一環としてお役立ていただければ幸いです。
Miyuki:
新卒で愛知県の自動車部品メーカーの法務部に配属。キャリア4年目で、半年間の転職活動を経てアクセンチュアに入社。コントラクト・マネジメントに就いてようやく1年が経ったペーペー。
コントラクト・マネジメントってどんな部署?日々どう過ごしているの?については、先輩方のキャリアブログで詳しくご説明しています。本ブログの最後にリンクを掲載していますのでそちらもぜひご覧ください。
転職活動時の不安の種
1:アクセンチュアって激務なのでは
2:外資系・異業界転職・地方出身…馴染めるの?
3:キャリアが短い…何をアピールしたらいいの?
4:最後に
さて、アクセンチュアへの応募または入社を考えている皆さんが必ず一度は通るであろう道、検索ワードのサジェスチョン「アクセンチュア 激務」「アクセンチュア ブラック」。
私も上記のような印象をもっていたのですが、入社後、いい意味で裏切られました。
私の所属するコントラクト・マネジメントでは、複数のプロジェクトに担当者としてアサインされ、担当プロジェクトの契約締結までの支援、契約締結後のスムーズなサービス提供の支援といった業務を中心に行います。若手社員の場合、基本的に上司と一緒にプロジェクトを担当し、上司が業務負荷や日々の進め方についての相談に乗ってくれます。さらに管理職の皆さんは、部下の適性・業務負荷・キャリア目標と、会社の方針・ビジネスニーズとを見比べながら、各プロジェクト担当者の業務・業務量の調整について日々考えてくれていることもあり、非常にオープンな雰囲気でこちらからの相談に乗ってくれます。ですので、忙しいのに助けを求められない、助けを求めても何もしてくれないといった環境ではなく、充実したサポート体制が整っていると思います。
また契約締結支援が主な比重を占めるという業務の特性上、お客様の四半期末や年度末に向けて契約に関する業務量が増える傾向もあり、高負荷の時期がある程度事前に想定できることも働きやすさの1つであると感じています。
さらに女性社員も多く在籍し、産休はもちろん、男女問わず育休を取得しているため、働き方のロールモデルとなる方も見つけやすいと思います。
愛知県の日系自動車部品メーカーという環境にいた自分にとっては、外資・コンサル/IT業界・東京の会社は未知の領域です。業界用語や扱う商材、勤務地という分かりやすい違い以外にも、商慣習やスピード感など、目に見えない違いがあり、馴染めないのでは…と不安に思っていましたが、意外と大丈夫です。
私自身、入社前にアクセンチュアの先輩社員に「むしろ若いうちにその柔軟性を活かしてみたら」と背中を押していただきました。私が先輩社員の立場でも、当時の自分に同じ言葉をかけると思います。つまり、メールのやり取りやビジネス分野の注力・撤退の判断など、あらゆる場面でスピードが早いのは実際その通りだけれども、素早い変化に適応できること自体がキャリア形成の上では非常に価値のあることだということです。
知識に関しては、クラウド・AI・データセキュリティなどのIT分野から法務知識、パワーポイント作成の禁じ手(面白いですよ!)まで様々なトレーニングが充実していますので、入社後、適宜必要なトレーニングを受講し、知識を集め、周囲とも共有しながら、自身のレベルアップを図ることができます。
また、コントラクト・マネジメントは現在ほぼ全員が経験者採用で入社しており、各人が様々なバックグラウンドを持っています。NPO法人出身、弁護士資格保有者、コンサルタントからの部署異動者、1人法務経験者…。私の異業種具合などかすむレベルです。コントラクト・マネジメントに応募頂き面接を受けられる方は、ぜひ面接官に経歴を聞いてみてください。キャリア構築のご参考にして頂ける部分がきっとあると思います。
これはまだ若手と言われる年次で転職活動をしていた自分にとって、非常に悩んだ部分でした。転職するには経験が浅いのでは…得意分野といえる法務知識もない気がする…はい、その通りだったと思います。ただ、採用側もそのことをわかっていると思います。
いわばポテンシャル採用というもので、経験やキャリアの厚みよりも、自分がなぜアクセンチュアのコントラクト・マネジメントへ興味を持っているのかを説明できる方が重要だと感じました。
私の場合は、①訴訟対応等の経験から、予防法務の重要性を感じたこと②IT化のニーズの高まりを自動車業界においても感じており、成長産業に身を置きたいと思ったことが理由でした。
マインド以外のアドバイスとしては、前述の点と矛盾するようですが、とにかくこれまでの経験を職務経歴書に洗いざらい書き出しました。コントラクト・マネジメント担当者に要求されるスキルは幅広く、アクセンチュアが抱えるプロジェクトの数だけニーズがあるので、自分では思ってもみない部分が刺さることもあるはずです。
実は内定受諾後も(!)最後まで「このまま今の会社で働いていた方がいいのではないか?」という気持ちは消えませんでした。福利厚生も悪くない。仲の良い同僚もいて、生活リズムにもだいぶ慣れてきた。本当に今転職って必要かな?次の会社では全く馴染めなかったらどうする?その一方で新しい環境に挑戦したい気持ちもありました。
アクセンチュアの採用テーマをご存じでしょうか?
Let There Be Change. 変わろうとするあなたを応援してくれない人は、アクセンチュアにはいません!
ぜひ皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。
以下のコントラクト・マネジメントに関するブログも合わせてごらんください。
コントラクト・マネジメントという領域からのビジネス貢献 (accenture.com)
コントラクト・マネジメントの一日 (accenture.com)
”外資系コンサル”への入社が不安なあなたへ(関西オフィス) (accenture.com)