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Careers

自分らしく働く指標とは?アクセンチュアのWell-being 

2023/10/26

皆さんこんにちは。オペレーションズ コンサルティング本部サービスデリバリー所属のLocoです。現在参画しているのは生命保険会社のプロジェクトです。お客様のオフィスに常駐しBPO(業務プロセスアウトソーシング)の管理と実務をしています。また、現在アクセンチュアのインクルージョン&ダイバーシティの活動領域の一つであるウェルビーイングにコミッティメンバーとして参加しています。今日はこの活動に参加したきっかけ、活動内容、私が活動を続けられるのはなぜかなどをお話しします。ゆったりとした気持ちで読んでいただけると嬉しいです。

ここ数年、ウェルビーイング(Well-being)いうことばを見たり聞いたりする機会が多くなったと感じませんか?直訳すると「よい状態で在ること」。調べてみると、1946年WHO(世界保健機関)設立時の憲章「肉体的、精神的、社会的すべての要素で満たされた、持続的な幸福な状態」に“Social-wellbeing”として初めて使われていました。(出典:世界保健機関(WHO)憲章とは | 公益社団法人 日本WHO協会)日本では2021年政府発表の『成長戦略実行計画』(第一章3.)に「国民がWell-beingを感じられる社会の実現」と使われています。これにより2021年は日本のウェルビーイング元年とも言われています。

ウェルビーイングとの出会い

アクセンチュア・ジャパンのウェルビーイング取り組みのキーワードは「リチャージ力の獲得(自分を元気づけ・高めていける力)」です。「元気であること」を全社員の共通の願いと捉えています。 働く一人ひとりがリチャージ力を獲得し、自分の状態を整え、周りと良い関係を築く、そんなセルフウェルビーイングな職場の醸成を目指しています。

私には前職で上司が心の病気になり退職してしまった苦い経験があり、アクセンチュアで働き始めてからも「周りの皆が健康で幸せに仕事に取り組める方法はないか」と思っていました。そんな時にこの活動を知り、取り組みのキーワード「自分を元気づけ・高めていける力」に惹かれ、コミッティに参加しました。

ウェルビーイングとの出会い
ウェルビーイングとの出会い

ウェルビーイング活動

ウェルビーイングコミッティには、「自らをより元気な状態に持っていく、セルフケアのスキルを身につけたい」「リチャージ方法を知りたい、紹介したい」「アクセンチュアをよりwellな会社にしたい」と思う社員が集まり活動をしています。私はコミッティメンバーの一員として全体の運営・活動計画、進捗管理などをしています。

2023年度の主な活動として、社内各部門でのウェルビーイング紹介イベント開催、Tips 等のコンテンツ発信、Microsoft Teamsでの情報交換を行いました。このうち、Teamsでの活動を簡単にご紹介します。

ウェルビーイングのTeams上では、社員自身が、ウェルビーイングについての記事や共有したい情報、イベント情報などを自由に投稿しています。現在、このTeamsチャンネルへのメンバーは3千人を超えています。ウェルビーイングに興味のある社員が気軽に参加しやすい雰囲気があるからか、共有される情報の件数と頻度が高く、また、投稿に対する社員のリアクションも非常に活発です。

ウェルビーイングに興味のある社員が最初に訪れる場だと思っていますので、こうしたよい雰囲気、循環を大切にしたいと思います。

私がウェルビーイングの活動に参加して1年になりましたが、ここまで続けられたのは本業の同僚や上司の理解あってのことです。コミッティのミーティングに参加する時にはいつも気持ちよく送り出してくれ、その間の業務のフォローも引き受けてくれる、恵まれた環境です。皆にいつかそのお返しをしないと、と思っていましたが、最近、活動に参加したきっかけである、「周りの皆が健康で幸せに仕事ができる方法」を、少しずつですが実践し始めました。

先日、プロジェクトメンバーにあてて〈忙しい中でも、自分の良い状態を把握し、そこから上げる、又は下がらないリチャージ力を獲得して欲しい!あなたのリチャージ方法は?〉という内容のメールを配信しました。メールを読んでくれた周りの皆にどんな方法を取っているか聞いたところ、お菓子を食べる、釣りに行く、好きな海外ドラマをひたすら観る、​など実に様々でした。私の場合は、仲の良い同僚とのランチもリチャージのひとつです。美味しいものを食べながらおしゃべりすれば、午後も元気で仕事が出来るからです!

小さなことではありましたが、​こうしたメールがきっかけとなり「自分を観察することで、何が自分のリチャージ方法か初めて分かった」「今までは無意識に行っていたことが、これからは、この方法をすれば大丈夫!と意識的に思えるようになった」「ウェルビーイングってつかみどころのない印象だったけど、分かってきた気がする」という嬉しい感想を貰いました。

周りの皆が、ウェルビーイングを実践してくれることが、私が活動を続ける原動力になっています。これからもウェルビーイングへの理解を深める活動を続けたいと思います。

アクセンチュアで取り組むウェルビーイングは、お互いのウェルビーイングを知り、多様性を認め合い、一人ひとりの強みを発揮できる職場を醸成していくことです。皆さんも、ご自身のウェルビーイングとは何かを見つけ、自分らしく生き生きと働ける職場づくりを一緒にしてみませんか?