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Careers

障がいのあるエンジニア社員 SAPプロジェクトでの活躍紹介

2023/04/27

皆さん、こんにちは。 

テクノロジー コンサルティング本部にてDisability Inclusion活動に従事しております、Sareiです。Disability Inclusion(以下DI)は聞きなれない言葉かと思いますが、「障がいのある方(Person with Disability、以下PwD)のInclusion」を目指した活動名称になります。 

今回のキャリアブログでは、前回のの続編として、研修後にSAPプロジェクトへ配属された障がいのあるエンジニア社員の活躍についてご紹介したいと思います。 

※テクノロジー コンサルティング本部全体でのDI活動についてはこちらをご覧ください。 

※PwDエンジニア職採用については、こちらをご覧ください。 

障がいのあるエンジニア社員 SAPプロジェクトでの活躍紹介
障がいのあるエンジニア社員 SAPプロジェクトでの活躍紹介

■SAPプロジェクトのご紹介

こんにちは。テクノロジー コンサルティング本部マネジング・ディレクターの池田です。

私のチームはSAP導入プロジェクトにおける追加機能の開発、ならびに進捗・品質管理を担当しています。SAPはパッケージ製品ではありますが、お客様の複雑かつ多様なビジネス要件や多くの関連システムとのデータ連携に対応するために、追加の機能開発が必要です。SAP導入プロジェクトを推進するうえで、この追加開発タスクを高品質かつスケジュール通りに完遂させることは成功要因の1つです。

現在PwDエンジニアの皆さんには、研修後の最初のアサインメントとして、この追加開発プログラムの品質チェック・品質分析に関わる作業を担当頂いています。今後は更に、追加機能の設計・開発・テストやオフショア開発の推進等の数ある選択肢の中から、それぞれの得意領域やキャリアプランに応じて新しい経験を積んでもらう予定です。

今後より多くのPwDエンジニアの方にアクセンチュアで活躍頂くことを、組織としても個人としても目指しています。そのためには、PwDの方々に必要なケア・サポートを提供するのはもちろん、成長や挑戦を求める方にその機会を提供することも同様に重要であると考えています。PwDエンジニアとして多種多様なキャリアモデルを実現できるよう、縁あって私のチームの仲間となった皆さんとその形を模索していきます。

■SAPプロジェクトで活躍するメンバーへのインタビュー

ここからは、SAPプロジェクトに参画しているメンバーの声を、その上司(以下、SV)との対談形式でお届けしたいと思います。

<SAPプロジェクトに参画して3か月経過した今の率直な感想を聞かせてください。>
メンバーA:業務内容を覚えるだけでなく、業務の仕組みを理解し始めたことで面白さを感じています。

メンバーB:IT用語に加えてアクセンチュア独自の専門用語に苦戦することもありますが、社内用語集を活用してキャッチアップしています。

メンバーC:エンジニアとしての専門性を高め、スキルが身についていると実感できて嬉しく思っています。

SV:みなさんが取り組んでいる、開発拠点の成果物の品質を担保する仕事は、アクセンチュアジャパンSAPグループの大きな役割のひとつであり、この仕事を通してケイパビリティを高めていただきたいと思っています。

 

<働くうえでやりやすさ、やりにくさを感じている部分はありますか?>
メンバーA:無理のない作業量を配慮いただいている点は有難いと思っています。現状、リモートワークメインで通勤の負担もなく、働きやすいと感じています。

メンバーB:週に3回の定例ミーティングに加えて、メンバー間でのコミュニケーションもあるため、やりにくさは感じていません。

SV:定期的に直接顔を合わせる機会があると、チームワークを強化できるメリットがあると感じています。出社頻度はみなさんと相談しながら、機会をつくっていきたいと思っています。

 

<プロジェクト参画前に受講した研修は、プロジェクト業務や、業務と並行して取り組んでいるABAP開発演習※に活かされていますか?> 

※ABAP開発演習:SAP製品を構成するプログラミング言語の開発トレーニング
メンバーA:プロジェクト参画後に取り組んでいるABAP開発演習において、プロジェクト参画前に受講した研修資料を読み返したり、講師から伝えられたポイントや操作方法を思い出したりすることで、改めて理解し納得できています。また、一緒に研修を受講したメンバーと共にプロジェクトに参画することになり、継続してコミュニケーションを取りながら理解を深められているところも大きいです。

メンバーB:研修は、30分間の講義の後に10分間休憩をはさみ、20分間でディスカッションを行うというように時間が区切られており、当初は慣れるのに苦労しましたが、時間を意識した動き方が身についたと感じています。

SV:研修の内容を参照して仕事に活かせているのは、研修の趣旨に適っていますね。また、時間を意識して動く習慣が研修で身についたことは、今後業務の生産性を向上することに役立つと考えています。

 

<これからどんなエンジニアになっていきたいか、やってみたいと考えていることはありますか?>
メンバーA:技術と業務知識を習得し、SAPエンジニアとして専門性を高め、ひと通りの工程を経験したいと考えています。

メンバーB:私は、作業効率を上げる自動化ツールをつくるエンジニアになりたいと考えています。

メンバーC:技術だけでなく、お客様の業界や業務知識、コミュニケーション能力を備えたエンジニアになりたいですね。AIや自動化ツール等、新しい分野にも携わりたいと考えています。

SV:希望している分野に携わるチャンスがあれば調整したいと思います。チーム内ミーティングの中でも、最先端技術の情報共有ができればよいですね。また、社内には様々なテーマでトレーニングが開催されており、みなさんが計画的に受講いただけるよう検討します。

■さいごに

今回は、入社時研修を修了してSAPプロジェクトに参画したPwD社員から率直な感想をお伺いしました。入社時研修で学んだことを振り返りながら、プロジェクト業務に活かせていること、入社時研修を一緒に乗り越えたメンバーと共にプロジェクトに参画し、チームワークで業務に取り組んでいることが伺えました。 

アクセンチュアでは、各個人の特性に配慮して心理的安全性を守りつつも、エンジニアとして成長できる環境・機会を用意しています。必要に応じてプロジェクトの上司や専門スーパーバイザー、ピープルリード(業務上の上司とは異なる上司のことで、キャリア構築の相談やフィードバックを受けることができます)と相談して、様々な研修を受講する事もできます。 

 この記事を読んでくださった皆様が、「そんなアクセンチュアで働いてみたい」と興味を持っていただけたなら嬉しいです。 

最後までお読みいただき、有難うございました! 

さいごに
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