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Careers

50代からのキャリアチェンジ 障がい者サポート業務で感じるやりがい

2022/10/06

サテライト生麦・立川でSV(スーパーバイザー)の業務を行っているShinichiです。
サテライト生麦・立川でSV(スーパーバイザー)の業務を行っているShinichiです。

なぜPwD社員?

私は精神・発達障がいのある社員が働くサテライト生麦・立川でSV(スーパーバイザー)の業務を行っているShinichiです。
サテライトでは社内各部署から業務を受託し、定められた手順に沿って作業を行い、成果物を納品しています。受託業務は請求書作成のような定型的なものからコンサルティング業務に直結するデジタル、リサーチ系まで多岐に渡っています。これにより依頼元部門は自分たちの「本業」に専念できるため社内全体の業務効率化に大きく貢献しています。

SVの役割はハード・ソフトの両面でPwD社員(Persons with Disability:障がいのある社員)が働きやすい環境を作り、メンバー自身を目標の達成に導くこと、ひいてはそれによって社内への貢献度を上げることです。
具体的には、PwD社員の勤怠管理・業務進捗や負荷の管理・納期や品質の管理を行いつつ、メンバーの成果に対するフィードバックや日々の体調・メンタル面の相談にも対応しています。忙しくも充実した毎日です。

業務を通じてこんなことがありました。あるPwD社員にシステムへの入力作業を依頼したところ、丸々1日くらい掛かる作業を半日で仕上げました。しかし、入力内容を確認したところシステム上の随所に「入力不要」の表示が・・・
事情を聞いたところ「業務マニュアルと指示書の通りに作業しました」とのこと。指示書には「この項目は入力不要です」という意味の「入力不要」が記載されていましたが、確かにマニュアルには「指示書通りに入力すること」となっていました。彼は「入力不要」という文字をそのまま入力したのでした。

この作業はマニュアル通りに行われており問題はありません。問題なのはマニュアルの指示内容にあります。この後、直ぐにマニュアルを改訂しました。「指示書に“入力不要”が指定されたら何も入力しないこと」この1行を追加するだけで解決です。

このPwD社員の特徴としては、優れた集中力を活かして正確かつ迅速な作業が可能ですが、間違った指示や曖昧な表現には柔軟性が乏しい部分がありました。言い方を変えれば、正しい手順を伝えて、この社員が働き易い状況を整えることで非常に高いパフォーマンスを発揮することができます。SVは、PwD社員の各々の特徴を理解し、そのパフォーマンスを発揮するためのサポートを行っています。

さて、生麦と立川にあるサテライトを行き来している私の目下の楽しみは仕事の後の一杯です。生麦、立川とも私にとってはこれまでは馴染みがない土地でしたので新規に美味しいお店に出会うと嬉しいですね。

今まで諦めていたことにチャレンジしようとしたり、自分を変えよう・良くしようとしているメンバーの姿を思い出したりしながら、杯を傾けるひと時が最高の癒しです。今後もコロナ感染に気を付けながら楽しみたいと思います。

癒し
癒し

癒し

なぜアクセンチュア?

私は50代半ばに差し掛かった2021年に入社しました。
新卒から30年間弱は国内電機メーカーの半導体部門で生産管理や事業計画、総務の仕事を経験して来ました。アクセンチュアとの最初の接点はその会社に在職中のことです。全社管理部門のシェアードサービス化プロジェクトの際にサポートしてくれたのがアクセンチュアでした。

数百人が講堂に集まってアクセンチュアのコンサルタントの講話を聴いた時は、精錬されたパワーポイント資料で、(当然ですが)話し方も上手いなあと感心した記憶があります。もちろん業務プロセス改革についての内容自体にも深く共感しました。今振り返ればその時に「いつかアクセンチュアで働いてみたい」という意識が生まれたのだと思います。

また、私自身の家族にPwDがいることも入社希望の大きな動機になっています。これまでに地域の方々に大変お世話になって来ましたし、PwDが集う色々なイベントなどを通して他のPwDの方々と友好的なお付き合いをさせてもらっています。

「PwDの働く場の提供に留まらず会社、さらには社会に貢献する」というアクセンチュアの考えと、「どんな形でも良いのでPwDをサポートできるような仕事をしたい」という私の思いが合致し、入社に至りました。

なぜアクセンチュア?
なぜアクセンチュア?

家族

だからアクセンチュアのPwD社員!

私はサテライトのプロジェクト管理業務サポートチームを率いています。日々、サテライト内PwD社員の「自主自立促進」と「障がいに対しての合理的配慮」の両立に向けて試行錯誤しながらも、楽しみながら仕事に取り組んでいます。
現在の目標はサテライト内のPwD社員数を倍増させることです。またそれだけではなくPwD社員の特徴を活かして自主的にかつ継続して改善を進めていける組織を作ることです。全社からお手本になる組織(サテライト)を作っていきたいと考えています。

アクセンチュアには「会社としての義務だからPwD社員を一定数雇用しないといけない」という受動的な考えはありません。「PwDの方でも活躍できる環境がアクセンチュアにはある」から積極的に採用しています。
事実、アメリカ映画界では自閉スペクトラム症の方が「細かい仕事が得意」、「高い集中力を維持できる」などの強みを活かして映像に映り込んだ不要な物を画像処理で消去し新たな画像を描き込む作業において多くの人が活躍しています。

PwDの特徴について、またメンバーとの接し方について日々勉強しています。私はSVになって1年ですが、この期間に約20冊の関連書籍を読みました。机上の学習と日々の実践を通して私自身も成長していることを実感しています。

アクセンチュアの考え方に賛同しPwD社員が輝ける環境を作り、会社そして社会への大きな貢献に導くことに誇りを持てる方と共に仕事ができることを望んでいます。また、アクセンチュアは変化を好み、社員のチャレンジを非常に応援してくれる会社です。自分自身が成長できるチャンスがここにはあります。

50代からのキャリアチェンジ 障がい者サポート業務で感じるやりがい
50代からのキャリアチェンジ 障がい者サポート業務で感じるやりがい

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