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Careers

障がいと向きあいながら、無理なく、楽しく、自分らしく。アクセンチュアで再出発したエンジニアとしてのキャリア

2022/08/07

みなさん、こんにちは。

アクセンチュアのテクノロジー コンサルティング本部に所属しているM.T.です。

アクセンチュアのテクノロジー コンサルティング本部に所属しているM.T.です。
アクセンチュアのテクノロジー コンサルティング本部に所属しているM.T.です。

今回のブログでは、エンジニアとして働く私の仕事内容や、障がいをオープンにして働く上で大切にしていることなどをご紹介します。

<Profile>

日系シンクタンクや、インターネットサービス会社などで、約20年間エンジニア職に従事。アクセンチュアでは社内向けの業務自動化ツールの開発を担当。

1社目で、過労により双極性障がいを発症したことを機に、2021年にアクセンチュアに障がいをオープンにして入社。休日のリフレッシュ方法は、愛犬との散歩、散策、自転車、ドライブと買い物、音楽鑑賞、Youtube鑑賞等。

キャリアについて

― 社内の業務効率化に貢献するツールを開発

アクセンチュアでは、社内向けの業務自動化ツールを開発しています。具体的には、UiPathやPower Platform等を利用して、社員が利用する人材管理システムにデータを自動入力するツールや、自動化ツールによって軽減された工数を数値で可視化するツールなどの開発・保守等をおこなっています。この他にも、AWS環境下のWebアプリケーション保守開発に携わったこともあります。

ー 新たな技術を学ぶことが楽しい
アクセンチュアでは最先端のテクノロジーに触れる機会があるため、技術の進歩に対する隔世の感を日々感じています。
業務効率化のツール開発においては、様々な技術的な知識や工夫が必要で、それを学んだりあれこれアイディアを考えたりできたのは、苦労もありましたが楽しく感じました。入社後に、新しい技術を習得する機会が多く、それがやりがいや面白さになり、結果的に、対応できる業務や案件が増えるという面において、成長につながっているかと思います。
また、業務プロセスを能率的・快適にする方法を考えることが楽しいですし、ユーザーが喜んでくれることが、達成感や喜びにつながっています。

ー 率直なコミュニケーションと、より良いものを追求するカルチャー
アクセンチュアは、”Think Straight, Talk Straight”という文化があります。実際に社員からの業務依頼や、技術要素を含めた実現方法を相談する際に、率直に話をする社員が多いと感じます。一方、表現方法や言葉選びについては、誰もが気持ちよく働けるよう、お互いの気持ちを尊重する文化もあると思います。また、細部を大切にし、安易に妥協せず、より良いものを求める姿勢を持っている社員が多いと思います。このようなカルチャーを持つ社員と一緒に仕事ができることは気持ちが良く、また前向きな刺激を受けています。

ー 今後の目標は、人材育成やチームのマネジメント
私が所属する部署には、未経験からエンジニアを目指して入社する障がいのあるメンバーもいます。今後はエンジニアとしてのノウハウを生かして、新入社員の育成にも携わりたいです。
また、過去に経験したリーダーの役割に、また挑戦したいという思いがあります。チームワークを大切にしながら、メンバーが快適に働くことができるようにサポートする、という姿勢で務められたらと思っています。

障がいをオープンにして働くきっかけ

― 過労により障がいを発症、体調悪化を繰り返して自信を失っていった

アクセンチュアに入社するまでは、日系シンクタンクや、インターネットサービス会社、SES会社などで、リーダーやプレイングマネジャーとして、電子商取引サイトや、製薬の治験システムなどの開発を行っていました。
障がいを発症したのは、新卒で入社した会社で、原因は過労でした。
当時、仕事が楽しく、終電まで残業&休日出勤の働き方を4~5年間続けた結果、身体の痛みや、睡眠障がいなどが起きて、身体が動かなくなりました。最初はうつ病と診断され、その後、双極性障がいに診断名が変わりました。そう状態になると体調や気分が良くテンションが上がって働きすぎる→抑うつ状態になって気分が落ち込む、という状態を繰り返していました。障がい発症後も、ずっと一般枠で働いていましたが、体調悪化による休職・退職を繰り返し、自信を失くしていきました。

ー 就労移行支援事業所に通所、自分を見つめる機会に
同じことを繰り返さないために別のアプローチが必要との考えから、就労移行支援事業所に約2年間、通所しました。そこでは、精神障がいに特化した専門的な訓練を受けることができ、生活リズムを整える重要性を理解するとともに、認知や思考の柔軟性を身に着けて、持続して安定的に働くための基礎を身に着けることができました。
人生で初めて、自分をじっくりと見つめる期間にもなりました。
私は「失敗は恥」という意識が強く、そのことで自分を追い込みすぎていたことに気づきました。努力をしても、人間は誰でも失敗することはあるので、それで自分の人格を否定したり、落ち込みすぎたりする必要はない、失敗したときに、その原因を理解してリカバリーすることが大事だという見方ができるようになりました。

ー 技術者として思い描くキャリアの実現と、安定した就労の両立を目指して
転職にあたっては、体調を第一にして障がいをオープンにして働くことを選びました。
また、これまでの技術的なバックグラウンドを最大限に活かしたいと考えて、エンジニア職を中心に転職活動を展開しました。
アクセンチュアは、自分が将来描く技術者としてのキャリアパスが最も実現できそうであることや、インクルージョン&ダイバーシティの熱心な取り組みから安心して働くことができる点に魅力を感じて、入社を決めました。

障がいのある求職者の方へ

ー 安定して働くために

仕事や生活に無理や無茶が生じることがきっかけで、発症することがほとんどであるため、生活リズムの記録を通じて、ライフワークバランスや、食事・睡眠・運動といった日常生活に異変がないかをチェックするようにしています。
なお、残業はなく、負荷がかかりすぎないように業務量も調整してもらっています。

ー 大切なのは、障がいを理解して、それを伝えること
障がいをオープンにして働く上では、障がいへの正しい理解が重要だと思います。
自分の障がいがどういうもので、それに対してどう向き合い、対処していくか、そしてそれを前提に、どう仕事をしていくか、サポートが必要であるのなら、どうサポートしてほしいのか、という点を、自分の中で理解・咀嚼し、どうシンプルにわかりやすく人に伝えるか、ということを考えてみていただくとよいかと思います。

ー サポートを受けながら、自己成長を実現できる会社
アクセンチュアは、充実したサポートを得られる環境が整っており、障がいの配慮を受けられる体制が確立していると同時に、自己を成長させる場もしっかり提供する会社でもあります。
障がいと向き合いながら、無理なく、楽しく、そして自分を最大限に活かして、生き生きと働きたい、という前向きなキャリアプランを目指す方にはとても向いていると思います。

自分のキャリアプランを考え、もしアクセンチュアがそのキャリアプランを叶える場としてマッチングするなぁと感じていただける方は、是非、転職先として検討してみてください。

障がいのある求職者の方へ
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