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ロケーション フレキシビリティ制度活用事例:山口編
ロケーション フレキシビリティ制度(フルリモートでの在宅勤務制度)を利用して山口県から働く男性社員が、制度を利用しようと思った理由、利用してよかったことなどをご紹介します。
2024/01/23
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ロケーション フレキシビリティ制度(フルリモートでの在宅勤務制度)を利用して山口県から働く男性社員が、制度を利用しようと思った理由、利用してよかったことなどをご紹介します。
2024/01/23
こんにちは。テクノロジー コンサルティング本部所属のTakayukiです。
この数年は様々な業界のお客様に向けて、オラクル社の製品を利用した会計システムの提案や構築に携わっています。
2017年に東京オフィスに経験者採用で入社し、2023年からロケーション フレキシビリティ制度(フルリモートでの在宅勤務制度)を利用して山口県から就業しています。
このキャリアブログは候補者の方に向けて、ロケーション フレキシビリティ制度を使ったアクセンチュアでの働き方を少しでもイメージしてもらえるように執筆しました。
私自身も制度を使う前はいろいろと不安もあったので、実際に制度を使ってみて不安がどう解消されたのかといったあたりをお話できればと思います。
2022年8月から導入された、日本全国どこからでも就業できる制度です。部門長の承認を取得すれば、勤務地から通勤圏内に居住する必要がなくなり、在宅勤務(海外での居住は除く)を基本として、居住地を選択することが可能になります。
私は2023年の1月からロケーション フレキシビリティ制度を利用しています。制度を利用した理由はいくつかありますが、1つは両親から子育てのサポートを受けたかったからです。当時は新型コロナウイルスが流行っていた時期で、子供が通っていた保育園でも感染者が定期的に出ており、子供を保育園に預けることに不安を感じながら仕事をすることが何度もありました。そんな時に両親のいる山口県に住めば、感染症が流行っているときなどに子供を預かってもらって私も妻も安心して仕事をすることができると思い制度を利用することにしました。
当時ロケーション フレキシビリティ制度は導入されたばかりで、利用することに少し不安はあったのですが、その時に携わっていたプロジェクトも完全オンラインだったので、地方からでも問題なく就業できると思い利用に踏み切りました。プロジェクトには約2年間要件定義から保守運用まで一気通貫で参画しましたが、出社したのはお客様先にパソコンを受け取りに行った一度だけでした。このように仕事に大きな支障もなく、子育てに大きく寄与することができると思いました。
ここでは私がロケーション フレキシビリティ制度の利用前に感じていた不安と、実際に利用してみて不安はどうなったのかをいくつか紹介してみたいと思います。
不安①:地方勤務(フルリモート勤務)は上司に嫌がられない?
これは経験上全くなかったです。例えば今関わっているプロジェクトだと、参画したときに「山口に住んでるの?いいね!」と言われたくらいで、後はほとんど触れられませんでした(笑)。あとは制度の利用申請をした時はまた別の上司だったのですが、私が同僚に制度を使おうか検討中だと話しているという情報をキャッチして、上司の方から利用を提案してくれたくらいです。少なくとも私の周りの人は使える制度はどんどん使っていこうと考えている人が多いので、この不安は割と早い段階で解消しました。
不安②:出社することはないの?
出社を強制されたことは一度もありません※。ただ、プロジェクトに関わっている以上出社した方がいい場面は何度かあったので、そういう時は自分から上司に相談して出社するかを決めていました。例えば私の場合、プロジェクトの節目ではお客様先に行くようにしています。特にプロジェクトの開始直後はお客様と直接会った方がお互いの顔、表情、人柄といったあたりがオンラインよりもよく分かりますよね。
その他の例として、オフィスのネットワークに接続しないと作業できないこともありました。しかも数カ月間かかる作業です。このときは2週間だけ出社して必要な手順を資料化しておき、残りの作業は出社できる別のメンバーに引き継ぎました。もちろん最初から別のメンバーにやってもらっても良かったのですが、私の専門分野の作業だったこともあり、上司と相談して、まずは自分で理解し質問にも答えられるようになったうえで引き継ぐことにしました。このように出社を強制されることはないですが、出社した方が仕事を進めやすい場面は何度かあり、臨機応変に対応することで特に問題なく進められている状況です。今後もこういった場面は出てくると思うので、都度上司と相談してどうするのかを決めていこうと思っています。
※なお規程上は、会社が必要と判断した場合はお客様先またはオフィス等への出勤が必要となります
もともと制度を使う理由であった、両親に子育てをサポートしてもらう点はもちろん、実際に子育て自体に自分が寄与できた点が良かったところですね。幼稚園や保育園で感染症が流行った時や、子供自身が体調を崩したときに両親に預かってもらえるという点だけでなく、通常の出退勤の移動時間も特にないので、安心して仕事も(自身での)子育てもすることができています。ここではそれ以外に、ロケーション フレキシビリティ制度を使ってみて気づいた点を何点か紹介しようと思います。
このブログではロケーション フレキシビリティ制度を実際に使っている立場から、候補者のみなさんに制度を使った働き方を少しでもイメージしてもらいたいと思い執筆しました。私の場合は自分の働き方、プライベート双方ともフルリモートの働き方が合っているので、これからもこの制度を活用していこうと思っています。候補者の方で私と同じように勤務地に悩んでいる方がいれば、このブログが少しでも参考になればと思います。