Careers
1人でも多くの人の夢を叶えたい。世界で活躍する女性リーダーの育成
テクノロジー コンサルティング本部所属のHarukaです。 現在は、小売業界のお客様を中心に、予算策定・業績管理業務の業務設計支援やシステム導入のプロジェクトに携わっています。 本業と並行してアクセンチュアの社会貢献活動であるコーポレート・シチズンシップ(以下CC)の活動にも参画しています。 また、プライベートでは、夜間の大学院にも通う大学院生でもあります。
2024/01/30
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テクノロジー コンサルティング本部所属のHarukaです。 現在は、小売業界のお客様を中心に、予算策定・業績管理業務の業務設計支援やシステム導入のプロジェクトに携わっています。 本業と並行してアクセンチュアの社会貢献活動であるコーポレート・シチズンシップ(以下CC)の活動にも参画しています。 また、プライベートでは、夜間の大学院にも通う大学院生でもあります。
2024/01/30
アクセンチュアのCC活動では、Skills to Succeed(スキルによる発展)というテーマを軸に活動しています。日本においても、人々の生活向上に欠かせない、人材やスキルの課題に着目した取り組みを推進しています。活動にあたっては本業で培った多様な専門知識をもつ多くの社員が主体的に参画しています。社員の「時間とスキル」の積極的な提供を通じて、社会課題解決に向き合い、社会的インパクトを最大化することが私たちのミッションであると考えています。
様々あるプロジェクトの中で私が関わっているCC活動は、2010年からAIESECと共同して世界で活躍する女性リーダーの育成を目的とした「Japan Woman’s Initiatives」です。女子大生を対象に、海外インターンシップ参加に向けたスキル講座(ロジカルシンキング、デザインシンキングなど)や、インターンシップに関する不安や悩みの解消が目的のメンタリングを実施しています。
今回は、「Japan Woman’s Initiatives」に私自身がどのような思いで関わっているのかをお伝えします。
私がこの取り組みを参画したきっかけは、「女性であることを理由に、自身のキャリアや夢を諦める人が1人でも減ってほしい」という思いです。
私は幼少期からビジネスパーソンとしてバリバリ働く父の姿を見ていたため、自身も将来は父のように働くのが当然だと考えていました。また、学生団体の運営やインターンシップ活動等、学業以外の活動にも熱心に取り組んでいたこともあり、性別による差がある可能性を考えたことも、そうした差を体験したこともありませんでした。
アクセンチュアは社員の行動指針の一つとして「個人の尊重」を掲げており、現場社員からマネジメント層まで広く浸透していると思います。そのため、私にとって居心地よい環境であり、これがあるからこそ自分らしく働くことに繋がっていると考えています。そのため、アクセンチュアで働く中で「性別による差」を感じたことはありませんでした。
ただ、そんな私も20代半ばを過ぎた頃から周囲の環境変化から、ライフプランを意識するようになり、出産・育児を見越した復職タイミングやキャリア形成、「女性としてのキャリア」を考えることが増えました。
また、周囲の友人が「私にはできない」と学生時代に描いたやりたいことを諦めていく姿を目の当たりにする中で、悲しく、残念に思うと同時に、やりきれなさを感じていました。目標が変わることは悪いことではありません。ただ、「こういう仕事がしたい」と生き生きと語っていたが、やりたかった仕事に就けなかった時、いつの間にか「私にはできないから」とできない理由を語るようになっていく、その変化を目の当たりにすると、やはり複雑な気持ちを感じざるを得ません。
「性別による能力差はないと思う一方、1つの集団で人数の男女比率に差があるせいで女性がマイノリティに陥ってしまい、本来の実力を発揮できない状況を引き起こすことにつながる」という研究結果※もあり、私自身も同意する部分があります。ふとした瞬間に、集団の中で自分はひとりではないか、周囲と異なるのではないかと感じると、些細なことが気になり、本来の実力を発揮することさえも必要以上に勇気が必要になってきます。
私はアクセンチュアという、私が私でいられる環境にいたからこそ、恐れず挑戦することができ、その小さな積み重ねが今の自分へ繋がっているのだと思うからこそ、今すぐ様々な組織で男女比率を変えることは難しい側面もありますが、女性であることに自信と誇りをもち、自分自身の想いを貫ける人が増えてほしいという願いが私の原点です。
※R. M. Kanter (1977)『企業の中の男と女』の構造変数理論を参考
「Japan Woman’s Initiatives」に参加する多くの学生が最初は不安や緊張を抱えていますが、海外インターンシップ参加に向けたスキル講座の受講や経験を経ると、短期間の中で見違えるほど成長していきます。これは、彼女たちにとって、インプットをした上で自分軸にもとづいて意思決定をする経験が、成長につながっているのだと考えています。
私自身、そのような成長した姿を見るたびに、あらためて女性が持つパワーの強さや可能性を確認させられることが多く、刺激になっています。
私が本活動へ参画し始めたのは3年前ですが、活動自体は10年を超えて繋がっているプログラムです。昨年は「企業ボランティア・アワード」にてユースサポート奨励賞を頂きました。また、この取り組みはアクセンチュアのESG指標、目標、実績などを提供する360度バリュー・レポートでも紹介されました。
社内外問わず、多くの方々からプログラムへご協力いただくことを嬉しく思うと同時に、社会でリーダーとして活躍する女性が未来に1人でも増えることを目指し、引き続き活動を続けていきたいです。