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ケース面接の心得

2019/12/16

ケース面接の心得
ケース面接の心得

こんにちは、アクセンチュアのリクルーティングチームです。

ビジネス コンサルティング​本部や、一部コンサルティング職種の選考で実施するケース面接。

アクセンチュアのケース面接の準備を進める中で、まだ不安を感じている方のために事前準備のポイントをまとめました。

ケース面接は威圧的な感じがして苦手だという方も多いかもしれませんが、アクセンチュアの面接官は、面接において皆さんが普段の実力を十分に発揮されることを期待しています。

必要以上に緊張することなく、リラックスして面接を楽しめるように準備をしましょう。

不安を取り除くためにも、次の点を意識するとよいでしょう。

慌てずに、落ち着いて時間を確保しましょう。

ケース面接では、時間を気にして焦ってしまうこともあるでしょう。解答がまとまらない場合や説明が途中で止まってしまった場合には、一旦時間を取って条件や論拠が不十分な内容を確認し、想像力を働かせて考えを整理しましょう。ゴールが定まらないまま強引に説明を続けてしまうことは避け、面接官にきちんと伝わるよう、自分の考えを論理的に説明できるようにしましょう。

分からないことは面接官に質問しましょう。

面接官の質問で用語や略語の意味や質問の意図など分からないことがある場合は、その場で質問しましょう。例えば、面接官に「成果を実現するための方法は?」と尋ねられ、求められている「成果」が不明確な場合には、「『利益創出』や『企業のイメージアップ』などが考えられますが、何の成果についてお話しすればよいですか?」と、ひるむことなく確認してみましょう。クライアントプロジェクトの仕事では、課題が何かを理解し明確にするために質問することは極めて重要です。ケーススタディ面接では面接官はクライアントであり、課題を解決するための情報を握る唯一のキーマンです。面接官と対話して必要な情報を集めましょう。

柔軟かつ臨機応変に対応しましょう。

面接は様々な観点で行われるため、事前に内容を特定することができません。想定されるあらゆる形式に対応できるよう準備しておくことも必要です。面接官は、多くの時間を使って皆さんのこれまでのキャリアについて聞きたいと思うかもしれませんし、面接を始めて5~10分後にはケース面接を開始するかもしれません。大切なことは、どのような状況にも柔軟かつ臨機応変に対応できることです。自分のキャリアと経験を具体的かつ明確に伝えるための準備をしておきましょう。

視覚的に説明しましょう。

アイデアを説明する際には、必要に応じて紙やホワイトボードを活用しましょう。遠慮したり気後れしたりする必要はありません。ケーススタディで最も重要なことは、提示された課題が解決できることを証明し、面接官に分かりやすく伝えることです。

端的に伝えましょう。

自分が把握している情報に基づき、前提や仮説、テーマ、考察の過程などを明確に示した上で、課題解決に最も影響があるテーマにフォーカスして説明を展開しましょう。

解答はストーリーで語りましょう。

キャリアや知識の発展は常に歴史や経験に基づいています。アイデアを説明する際は、自身の経験から得た知見も生かしてストーリーを展開しましょう。例えば航空業界のビジネスケーススタディであれば、旅行者としての経験から考察することができます。個性は時に貴重なアイデアを引き出します。面接でも独自の知見を考察に加えることで、説得力のあるアイデアが生まれるでしょう。

面接官のすべての言葉に集中して、解答に必要な手掛かりを集めましょう。

ケース面接について面接官が発する言葉には、必ず何らかの意図があります。課題とは無関係に思える言葉の中に解決の手掛かりが潜んでいます。例えば、面接官が「買収した企業の価値と収益向上の課題を抱える小売事業者のケーススタディです。オーナーは買収した企業ブランドが子供の頃から大好きでした」と説明した場合、「事業の売却やブランド戦略の刷新は施策の選択肢として考えていない」という前提条件が提示されていると考えることができます。面接官の意図する背景として「オーナーは現在もブランドに対する愛着が強い」と想定できるためです。このように、細部までしっかり聞き、解答に必要な手掛かりを集めましょう。

ケース面接の準備には多くの時間と労力がかかりますが、理想の仕事に就くために必要であり価値のあるプロセスです。

ケース面接を楽しむための準備は整いましたか?皆さんのご応募をお待ちしております。

 

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