グローバルな環境とフィールドの幅広さを重視してアクセンチュアに入社
就職活動の頃はもともと国際機関を志望していましたが、グローバルな環境でいち早くスキルを身に付けたいと思い、2007年にアクセンチュアに入社しました。外資系の職場はドライなイメージがありましたが、入ってみると人との距離が近くて楽しくて、仕事も面白くて、気がつけば今に至ります。入社2~3年目に入ったプロジェクトは国防に関する官公庁の仕事でした。そこで働くお客様の姿を見て、私も国や世界に貢献したいと強く感じたことが、キャリアのベースとなっています。現在は、大手ハイテク企業のお客様を担当しています。お客様がグローバル化していく中での基盤づくり、具体的には新しい働き方や仕組みの適応を支援する仕事です。海外オフィスのメンバーと日々奮闘しながら、お客様のリーダーシップの合意形成や、従業員への行動変革をデザインしています。日本のハイテク企業は大きな転換期を迎えていますが、大事にすべき伝統を大切にしつつ、アクセンチュアの持っている知見を通じて、お客様とともにこの変化を駆け抜けられるのは貴重な経験です。
シンガポール、国際機関プロジェクトで、刺激を受けた二年
実は以前、会社を辞めようとしたタイミングがありました。それはプライベートの都合もあり、シンガポールで働きたいと考えた時。しかし、当時組織の上層部のリーダーが「キャリアを叶えてあげるのが私の仕事」と言ってくれて、ありがたいことにシンガポールをベースに日系企業のアジア進出を支援する役割として働くことに。その一年後に国際機関でのプロジェクトの話があがった際には、「国や世界に貢献したい」という私の想いを見てくれていた上司が推薦してくださり、予てからの夢であった国際機関で働く機会を得ました。この期間に世界中のビジネスリーダーや起業家、政治家にも多く出会い、刺激を受けた二年でした。実はこれらの経験がきっかけで、少し会社を離れてスタートアップの立ち上げを経験したことも。私のキャリアは社内でも珍しいタイプだとは思いますが、アクセンチュアは自分がやりたいことを明確に伝え、そこに向かって頑張っていれば、誰かが必ず見てくれる会社です。当時の上司の方々には今でも感謝しています。
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